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11/16 フォーエバーフォール

(2015/11/16)
日本語吹替えについてきたディレクターズコメンタリーを踏まえて、フォーエバーフォールのあのシーンの見方がかわったので書いておきます。
Twitterだとまあ…あんまりよくないかと思ったので。

続きからどうぞ。


吹き替え版のディレクターズコメンタリーの字幕は本当にありがたいんですが、彼らが何を言っていたのか知って見方の変わったシーンが一つあります。
フォーエバーフォールで、ジョーンがアーサを倒すシーンです。
あのシーン、私はずっとジョーンの成長を描いたものだと思っていました。
いや、ジョーンの成長も描いているのは確かなんですが、ピュラの成長も描いていたんですね。
あのシーンでピュラが自ら助けにわって入らないで、ジョーンにゆだね、最後に少しだけ手を貸したのは、彼女の成長だったんですね。
最初、ルーフトップでピュラはジョーンに正面から「I wanna help you」と申し出た。
モンティがコメンタリーで言っていたように、ピュラにとって手を貸すことは当たり前で、良いことだと思っている。
でも、時には人の手を借りずに自分で乗り越えなければならない時もある。
ジョーンにとっては、「愛すべきバカ」ではなくなることがまさにそれなんだと思い込んでいた。
だからピュラは失敗した。
ジョーンをルーフトップに連れ出したときのピュラはあんなに生き生きとした顔だったのに、去る時のピュラはなんとも失望している。
それは、ジョーンに拒否されたこともさることながら、力になれなかった自分への失望だったのかもしれない。
そしてピュラは、「自分が手を貸すのではなく、信じて任せよう」と思えるようになったのですね。
そして、「こっそり手を貸す」ことも覚えた。
あのシーンは、リーダーを自覚しアーサに自らの足で立ち向かったジョーンと、人に任せられるようになったピュラの二人の成長を描いたシーンだったんですね…。


くーーーーこうなってくると、2期BDのコメンタリーが何言ってるのかわからないのがもどかしい!!

【日記】
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